コンテナハウスの展示場

「コンテナハウスに住んでみたい‥」と思いつつ、「理想の家をイメージできない!」という方もいらっしゃるかもしれません。そういう方におすすめしたいのがコンテナハウスの展示場です。

こちらではコンテナハウスの展示場とはなにか?その特徴やメリット・デメリット、注意点について紹介していますので、参考にしてもらえたら幸いです。

コンテナハウスの展示場とは?

まず、コンテナハウスの展示場とはなにか?について説明します。これはずばり、「実際のコンテナハウスを見学できる展示場」のことです。

木造、RC、SRC造など一般的な住宅の住宅展示場に行ったことがある方も多いかもしれません。そこでは広い敷地の中にさまざまなメーカー・仕様の住宅が展示してあり、一棟ずつ見学しながら比較をしたり、自分にとって理想の住まいをイメージしたりできます。

コンテナハウスの展示場もそれとまったく同じです。会場の中に複数の異なるメーカー、仕様、グレードのコンテナハウスが展示され、建物の外観や内装を見学できます。他の一般住宅のように開催場所は多くはありませんが、それでも様々な地域で開催されていますので、コンテナハウスに住んでみたい方や、事業として活用してみたい方は、お近くのエリアの展示場を探してみるといいでしょう。

 

コンテナハウスの展示場を活用するメリット・デメリット

それでは次に、コンテナハウスの展示場を活用するメリットとデメリットを解説します。展示場は一長一短、注意点があることも留意しながら読んでみてください。

メリット

コンテナハウスのモデルハウスが見学できる

コンテナハウスの展示場に行くメリットの一つは、実際の住まいを実感できることです。コンテナハウスの施工事例は他の注文住宅と比べて少ないため、理想のデザインや間取り、プランをイメージしにくいケースは少なくありません。しかし、コンテナハウスの展示場に行けば、コンテナハウスの実物が展示されているため、ホームページや雑誌のイメージ画像だけでは伝わってこない、リアルな住まいを実感できます。

また、実物の外観や内装の見学を通じて、部屋の雰囲気、素材、部材、インテリア、広さ、間取りなど、プラン作成に必要な情報や知識を肌感覚で吸収できるのもメリットです。特にこの点は、コンテナハウスの購入を失敗しないための重要なポイントになります。

 

おしゃれなコンテナハウスの実例を参考にできる

「とにかくオシャレなコンテナハウスに住みたい」という方もいらっしゃるかもしれません。一口にコンテナハウスといっても、デザインパターンは多種多様です。モダンスタイル、コンテンポラリースタイル、アメリカンスタイル、カントリー風、インダストリアルスタイル、アートを凝らした芸術的なデザイン‥etc。

コンテナの組み合わせ方や外装の色使い、エクステリアとのマッチアップなど、多彩な方法を駆使して望みのデザインをつくることができます。様々なタイプのコンテナハウスを紹介している展示場に足を運ぶことで、外観デザインを考える際のイメージづくりの参考にできるでしょう。

一か所で複数のコンテナハウスを見学できる

コンテナハウスに限りませんが、一般的に、住宅展示場には各メーカーのモデルハウスが集まっています。展示されている家も複数のタイプがあり、特徴の異なる様々な住宅を一ヵ所で見学できるのはメリットです。

住宅ごとに、あるいはメーカーごとに内覧するとなると、離れた場所を何ヵ所も移動しなければならず、時間も手間もかかります。それに対して、コンテナハウスの展示場を活用すれば、住宅の比較を効率的に行うことができるのです。

コンテナハウスのメーカーを比較できる

前述したとおり、住宅展示場では複数の有名どころのメーカーの住宅を展示しています。そこでは各メーカーのコンテナハウスを確認できるのはもちろんですが、比較をすることで、各メーカーの製造方法や工法、デザインの傾向、経営姿勢などを知ることもできます。

シンプルなコンテナハウスといえども、メーカーによって特徴や仕様が異なりますので、メーカーごとに比較しておくのはとても大切です。複数のメーカーが一堂に会する展示場ならそれができます。

営業マンから直接教えてもらえる

コンテナハウスを購入する場合、デザインだけで決めてしまうのはリスクがあります。生活の快適性や利便性を得るためには、家の間取り、仕様、設備についても細かく詰めておかなければなりません。この点、展示場のモデルハウスを見学すれば、直接、仕様や設備に触れることができ、分からないことがあっても営業マンに質問し、その場で解決することができます。百聞は一見に如かず&アドバイスも得られるため、知識の吸収が早いのです。

デメリット

何も知識がないまま行くのはNG

初めてのコンテナハウスだから‥と、とりあえず展示場に行ってみるという方も多いかもしれません。その行動力は素晴らしいのですが、コンテナハウスに関して何も知らないまま、いきなり展示場に行くのはNGです。

展示場では営業マンが色々な説明やアドバイスをしてくれますが、何も知識がないまま行くと、営業マンに勧められたことをそのまま鵜呑みにして受け入れてしまい、間違った選択をしてしまう可能性があります。

そのためコンテナハウスの展示場に行くときは、事前にコンテナハウスの基本的な知識を勉強しておくことが大切です。そうすることで、営業マンの説明が適切かどうか、自分のニーズに合うかどうかを判断できるでしょう。

展示場のコンテナハウスは ‶モデルハウス"に過ぎない

コンテナハウスの展示場で見学できるのは、あくまでもモデルハウスです。多くの場合、モデルハウスの外装や内装は標準仕様より高いグレードで作られており、全体的に大きくて広くて豪華なので、その通りのコンテナハウスが建てられると考えるのはリスクがあります。モデルハウスとして展示されているコンテナハウスは参考程度に留め、実際に建つコンテナハウスと比べると、ある程度の乖離が生じる可能性があることを知っておくべきです。

説明を聞くだけで「質問しない」のもNG

展示場で営業マンから直接教えてもらえるのはメリットだと紹介しましたが、逆に話を聞くばかりで、こちらから質問しないのはNGです。なぜなら、コンテナハウスに関して知りたいことや分からないことを、逆にこちらから営業マンに質問することで、営業マンの知識、やる気、本気度をチェックできるからです。

遠慮なく踏み込んだ質問をすることで、相手がたじろくか、それとも堂々と回答するかで、営業マンのみならず、その会社の信頼性を推し測ることもできるでしょう。

機会があったら予備知識を持って行ってみよう!

コンテナハウスの展示場にはメリット・デメリットの両方がありますが、しっかりとした予備知識と注意点を確認した上で訪れるなら、得られるメリットの方が大きいでしょう。いくら展示されているのがモデルハウスとはいえ、公式サイトやカタログを参考にする場合と比べると、実物からは相当に多くの情報と実感が得られます。

モデルハウスの見学によりコンテナハウスの知識が深まるだけでなく、本当にコンテナハウスを購入したいのか、本当に自分に合っているのか、といった自分自身の本気度や適性を見極める機会にもなるでしょう。

 

まとめ

コンテナハウスの展示場には一長一短がありますので、活用したいと思っている方は、行く前に本稿で紹介したメリット・デメリットを確認しておきましょう。すでに行ったことのある‶経験者"が身近にいる場合は、その人からアドバイスをもらうのも一つの方法です。

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